雨の止み間に向かったキャンプ
今月で、ハイエースキャンピングカーに乗り始めて3年目に突入しました。
そんな「ハイエースキャンピングカーでのキャンプもだいぶ慣れてきたな~」という時期に、とても怖い思いをしたので、今回はそのお話です。
10月の始め、雨がしばらく続いていた時期で、久しぶりに雨の止み間となった週末に向かったキャンプでした。
行き先は、森のまきばオートキャンプ場。
我が家の子供たちのお気に入りで、今年2回目(通算4回目)の訪問です。
利用するときは、いつもフリーサイトで申し込みをしています。
「どこに設営しようかな…。前回2連続で設営した辺りには既に先客ありだ…」
と、少しぐるぐるとサイトを回り、いつもより少し奥まった辺りに設営場所を決めました。
この日は、けっこうお客さんが多めな印象だったので、車の向きやタープなどで、うまく目隠ししたいなと考え、私は車を降り、
「車はこっち向きのほうがいいかな…」
などと話して、夫が車を理想の位置まで進めようとした瞬間、
「ブィーーーーーん」
と大きなエンジン音だけが響き渡り、進まない車。
「え!?!?」
となり、もう一度。
「ブィーーーーーん」
「!?!?」
大きなエンジン音、やはり進まない車。
何が起きたのかと思い、車⇒タイヤをよく見ると、後輪が空回りしてる!!
タイヤの空転で、地面がどんどん彫られてしまうので少しバックし、再チャレンジ…を数回繰り返しましたが、前には一向に進むことができず、車はどんどん後ろに…。
どうやら、前日まで雨が降り続いていたため、一見乾いているように見えた芝生の下の地面が、かなりぬかるんでいたようで…。
しかも、地面がなだらかな斜面になっており、斜面を上る向きに進もうとした我が家のハイエースキャンピングカー(後輪駆動)ではふんばりきれず、スタックしてしまったようなのです。
スタックなんて、映画でしか見たことなかった…
他の車はスタックせずに、普通に進めているのに…
車体が重い上に、二駆(後輪駆動)というのは、このような場面で本当に弱いのですね…
大きなエンジン音ばかり鳴り響くし、泥はまき散らすし、注目されて恥ずかしいしで、とても当時の写真を撮る余裕はありませんでしたが、後ほど撮影したもので、苦労したことが垣間見える地面の写った写真がありました笑
当時の対応は…
我々の力ではどうにもならないので、
「今までにもスタックした車きっといたよね」と、キャンプ場の管理棟に助けを求めに行きました。
ですが、実際にスタックした車は、我々が初めてだったようで!
(ぬかるんでいるために、キャンプ場を閉場したことはあったようなのですが)
管理人さんのご厚意で、管理棟の倉庫にあった人工芝のシートを4枚ほどお借りし、地面が乾くのを待ちながら、車の横で設営を進めました。
設営が一区切りついたころ、地面も少しは乾いたかな?と思い、人工芝を後輪の前に2シートずつ並べて前進。
やっっと動いてくれました涙
ハイエースキャンピングカーに乗り始めてちょうど2年経ち、キャンプ場には通算20回ほど行ってきた中で、今回初めて起きた出来事でした。
ですので、頻度としてはそんなに多いことではないかとは思います…
私は、人生初めて車がスタックしている状況に直面したので、大きな車体が制御不能になっている、という事態が、正直かなり怖かったです。
今回は、少し混雑から離れた場所でスタックしたのですが、これがもし、ぎちぎちに設営されている辺りで起きていたら…近くに小さなお子さんがいたら…など想像するとぞっとしました。
中古でも、4駆のハイエースキャンピングカーはお高め問題
ハイエースキャンピングカーを探し始めた当初、我が家は行動範囲を考慮して4駆で探していたのですが、
「中古」×「ハイエースキャンピングカー」×「4駆」×「希望の価格帯」
のものを見つけるのは、かなり困難でした。
コロナ渦で、早めに購入して出かけたかったこともあり、希望の価格帯の4駆が出てくるのを待つのを諦め、2駆を選択したのですよね~
ここにきてついに、2駆の苦労を思い知らされました。
今後同様の事態が発生した時のために
今回は、管理棟で人工芝のシートをお借りすることができましたが、今後のためにもスタック対策グッズは必要だなと思いました。
あると安心ですね。
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※より雪道向けのグッズもありました。
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2駆のハイエースキャンピングカーを購入されようとしている方は、参考になさっていただけると幸いです。
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