ハイエースキャンピングカー、乗ってみた!

2020年にハイエースキャンピングカーを購入した小学生と中学生のママのブログ

ハイエースはファミリーの普段乗りでも使えるのか?実際5カ月乗ってみた感想

ハイエースは、ファミリーの普段乗りでも使えるのか

ハイエースキャンピングカーが我が家にきてから、今月で5ヶ月になります。
コロナ渦で、遠出や行楽地へのお出かけは減りましたが、主人が在宅勤務になったことで、スーパーへの買い出しや、テイクアウトの受け取り、子供の習い事の送り迎えなど、いわゆる”普段使い”で車に乗る機会は、例年より増えた印象です。

実際5ヶ月間乗ってみて、これまでの体験を踏まえ、ハイエースの普段乗りについて、今の感想をお伝えできたらと思います。

 

運転しない私の個人的な感想

ハイエースを購入する前から、キャンプなどで遠出するときのことを考えると、荷物がたくさん積めるし、椅子もゆとりあるし、メリットはたくさんあるだろうなとは思えたのですが、普段使いのことを考えると、全く今までと違うタイプの車である分、

「前の車のほうがよかった、変えなきゃよかった…。」

と、後悔するような不便が発生しないかなと、漠然と不安でした。

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私は運転しないので、乗せてもらう側として、実際乗ってみてどうだったかというと…

 

「後悔するようなことは特になかった」というのが、まず正直な感想です。

徐々に慣れてしまったこともあるのかもしれないので、よ~くふり返ってみて、

「この点は前の車よりマイナスだなぁ」と思うことをご紹介します。

1)雨の日が大変

これは、ハイエース ”キャンピングカー”ゆえの問題なのですが、どうしても一番不便になったと思うことです。

我が家はリアシートエリアは靴を脱ぐことにしており、リアシートに座る子供たちは、靴の脱ぎ履きが必要となります。そのため、雨の日は、手間が増えたなと感じます。

雨が強いときは、傘を差して待っていてあげないと、車を乗り降りするとき(靴を脱ぎ履きする間)に地面に置いた靴も身体も、濡れてしまいます。

また、脱いだ靴をしまう(使用している靴片づけ用のボックスについてはこちら)ときには、どうしても手が汚れます…。

 

2)正装してでかけるときが大変

お洒落をして出かける機会はほとんどないので、日常的に困るということではありませんが、ハイエースの前席のシートは、足を広げないと乗り降りが難しいです。

女性が、タイトスカートやヒールの高い靴などを履いている場合には、乗り降りに不便を感じるだろうな、と思います。

 

3)小さな段差でも車体がゆっさゆっさと揺れる

我が家が利用させてもらっている駐車場は、駐車場から車道に出る際に段差があります。

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(駐車場の段差。計測したら、7~8cmでした。)

人が歩く分には大した段差ではないのですが、ハイエースが降りる際にはいつも、左にゆっさ、右にゆっさと、揺れます。

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大きな体の象が、階段を「よーいしょ、よーいしょ」と身体を揺らしながら降りているような感じがします。

段差でゆさゆさと揺れるからといって、買い替えを後悔するほどの要因にはなりませんが、毎回のことなので、少し気にはなります。

 

乗り心地・座り心地について

ハイエースというと、乗り心地について「跳ねる」という意見をよく目にしていたのですが、我が家は基本的にキャンプ類の荷物を入れっぱなしにしているので、空の状態で走る場合と比べて、跳ねは抑えられていると思います。

※入れっぱなしにしているのは、入れ替えの必要の無い荷物。詳しくはこちらをご参照ください。 

↓↓↓ 

smart-campervan.hatenablog.com

 

長距離を移動する際には、私は子供のケアもあるので、リアシートに座るのですが、ベンチシートで、ペタッと真っ平なので、シートのクッション性はなく、座り心地はあまり良くない言えます。

一方、これまでの車よりもスペースにはゆとりがあるので、足が自由に伸ばせ、シートベルトをした範囲であれば、楽な姿勢で座ることができます。

途中で体勢を変えやすいことがけっこう快適で、個人的には「しんどくなった」という印象はありません。ですが、これは、人によりますかね…。

 

運転する側からの感想

主人に確認したところ、運転する側からしても「慣れれば気になることはない」とのことでした。

ただ一つ、助手席にいてすら、慣れるまでとても違和感だったのが、”前の席から見える世界が今までと全然違う”ということです。

ハイエースは、車の前の部分(ボンネット)が短いため、窓のすぐ下の地面が見え、運転席・助手席が前輪の上にあるため、視界が高いです。 

渋滞しているときや停車するときなど、これまでよりもぐっと前の車に近づく感じがするため、ぶつかってしまうのではないか、と何度も勝手にハラハラしました。

 

大きさと駐車場の問題

ハイエースは大きいイメージがあるため、日常乗りの際に、駐車場に関しては問題ないのか、という心配を持たれることが多いです(我が家も、購入を決めた際、両親から一番に質問されました)。

THEO家のZelt CPは、ハイエースの中でも、ナローボディ・標準ルーフ(+ポップアップルーフ)のタイプです。

実際の寸法(単位:mm)は、こちらです。

 

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車体寸法イラスト(東和モータースさんのカタログから)

一般的なパーキングの寸法は、幅が2,400mm~2,500mm、奥行き4,800mm~5,000mmくらいなので、数値で見る限り、特段問題なく駐車できます。

※高さに関しては、商業施設などで見かける機械式立体駐車場では、制限が設けてある場合があり、注意が必要となります。Zelt CPに関していうと、ポップアップルーフの分、標準ルーフのハイエース(1,980㎜)よりも11㎝高くなっています。

 

スーパーなどの地上の駐車場であれば、数値上はクリアしているわけですが、ハイエースは見た目の大きさで威圧感?があるせいか、混雑している駐車場に一つあった空きに、駐車しようとすると、なんとなく、周りの方(車)に「え、ここ入れるの?」と少しギョッとされているような気がするときは、あります(笑)

運転技術的な難しさは私には語れないのですが、「慣れの問題だ」と言う主人は、普通にスムーズに停められているように思えます(運転できない私に偉そうなことは言えませんが^^;)

 

 

ハイエースキャンピングカーに乗るようになって5カ月、「住めば都」という言葉があるように、車も「乗ればその車に愛着が湧いてしまう」ものだなぁと、あらためて思いました。

今回は、なるべくマイナスの部分を中心にお話しできればと思い、ご紹介してみました。

購入をご検討中の方に、一つの意見として参考にしていただけたら光栄です。

 

※追記

更にハイエースキャンピングカーに一年乗ってみて、プラス面・マイナス面について記事にしました。マイナス面は、ハイエース(キャンピングカーではなく)に関する内容も書いております。

こちらも是非ご参照ください^^

 

smart-campervan.hatenablog.com

 

smart-campervan.hatenablog.com

 

 

 

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