ハイエースキャンピングカーに一年乗ってみて、デメリットだと思うところ、変わったこと!!
ハイエースキャンピングカーZelt CPで一年間走ってみて
前回は、ハイエースキャンピングカーにして良かったことをお話ししたので、今回は、「う~ん」と残念に思ったことから、お伝えしていきたいと思います。
(前回の記事はこちらです)
↓↓↓
smart-campervan.hatenablog.com
「う~ん、やっぱりここはイマイチ…」と思うこと
”走行性”
我が家のハイエース、走行性の面では、どうしても以前の車(SUV車)と比べてしまうことが多いです。特に気になったのが、以下の3点です。
急な坂が大変
THEO家の周辺は、急な坂はないので、日常使いで困ることはないのですが、キャンプや旅行などでは、山道や急な坂を通らないといけないことがあります。
こちらで当時の体験をお伝えしていますが、我が家のハイエース(二駆)は急な坂をスムーズに登ることができません。
「ぶうぅぅん…ぶうぅぅん…」と唸りながら一生懸命登っていきます。
ふんばり(振動)が伝わってきて、運転していないこちらにも力が入り、乗っているだけなのに少し疲れてしまいます ^^;
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジのキャンプ場を訪れた際のこと。
行かれたことのある方はご存知だと思うのですが、フリーサイトで、急な斜面を登った先にもサイトがあります。
(YMCAにて撮影)
「一番高いサイトに設営したら、さぞかし眺めが良いのだろうな…」
と憧れ、頂上を試みた(設営時は乗り入れできるので)のですが、我が家のハイエース、タイヤが空回りして、斜面に歯がたたず、たどり着けませんでした…(--)
「これ、前のSUVだったら行けたよね…」
「うん、余裕だったね…」
という残念ムードが流れた瞬間でした(涙)
カーブのとき左右にふられる
車には疎いので、仕組みはよくわかないのですが、山のくねくねした道など、急カーブの際の身体の左右への振られ方が、以前の車よりもきつくなっているように感じます。
普段、乗り物酔いはしないのですが、伊豆の山道を通った際には、さすがに少し嫌な予感がして、携帯を見る手をとめました。
乗り物酔いしやすいお子さんと乗るときは、ちょっと覚悟が必要かもしれません…。我が家も、上の子が酔いやすいのですが、このときはたまたま寝ていたので、セーフでした。でもいつか、惨事が起きそうな予感です。
高速で、どんどん抜かれる
車を替えてから、追い越し車線を走ることが減りました。
普通に走っているだけなのに、スピードが出なくてどんどん抜かれます。
とはいえ安全運転、大事ですね d(^^)
マンション住まいでキャンピングカーを保有するゆえの苦労
購入当初の記事でご紹介しておりますが↓、我が家はマンション住まいです。
smart-campervan.hatenablog.com
マンションの昇降式駐車場、サイズの問題はクリアできたのですが、重量がアウトでした。ハイエースではなく、キャンピングカーゆえにですが、制限重量を若干超えてしまいました。
そのため、歩いて5分くらいの平置き駐車場を借り直し、マンションの駐車場よりも、月々の駐車場代が少し上がりました。
また、キャンプのときは、マンションの近くに車を停め、荷物の乗せ降ろしを行います(夫の作業)が、この「車を一度持ってきて…」のプロセスが追加になったので、手間が増えたのではと思っています。
夫に確認すると、「特には気にならない」とのことなので、感じ方は個人差があるのかもしれません。
私は出不精でフットワークが重く、マンション内のゴミ捨て場までゴミ捨てに行くのも、目の前の店舗に買い物に出かけるのも、億劫だなと思う人なので…^^;
ハイエースキャンピングカーに一年間乗り、ふり返ってみて「ここはイマイチだなぁ」「前の車のほうが良かったなぁ」と感じるのは、以上のことです。
ただこの一年、例年とは異なる過ごし方をしている部分も多くあるので、また新たに気になることがあれば、随時お伝えしていきたいと思います!
続いては、ハイエースキャンピングカーに乗るようになり、考え方が大きく変わったことが2つあったので、ご紹介します。
ハイエースキャンピングカーが変えた、考え方
車が自分にとって身近な存在に
THEOの場合、ハイエースキャンピングカーに乗るまでは、”車=自分の領域外”となんとなく思っていました。
運転もしないので、とにかくよくわからない存在でした。
例えばですが、
「なんか車体汚れているな~」
「子供たちが食べこぼしたものって、どこに入り込んじゃってるんだろう…」
と気になっていても、シートの何が取り外せて、どこまで自分で掃除できるのかも分からず。
夫に、「洗車したら?」と提案しても、「どうせすぐ汚れるから」と面倒がられ…
仕方ないか~と、なんとなく見て見ぬふりしてしまっていました。
ですが、ハイエースキャンピングカーに乗り換えてから、
- 中古車を探したり、実物を見たり、購入時点から関わったことで愛着が湧いた!
- ハイエースは中の作りがシンプル(特に我が家のZelt CPは、乗用車に敷かれているようなマットもなく、シートの作りも簡易)なので、掃除など手入れがしやすい!
- 白い車体を選んだこともあり、なるべく綺麗な状態をキープしたいと思った!
- キャンピングカーは、単に移動手段というだけでなく、居住空間(第二の家)でもあることから、自分のものとして捉えるようになった!
といったことが重なり、”夫の車”ではなく、”家族の車”として、考えられるようになりました。
例えば、家族で(または夫と)洗車しにいくようになりました。
以前は、洗車などほとんどしたことのなかったTHEO家…
(洗車の記事はこちらです)
smart-campervan.hatenablog.com
また、車との生活について、
「結露対策に除湿剤置いてみようかな」「脱いだ靴はどういう管理が楽かな」
など、些細なことですが「どうしたら快適に過ごせるか」を考えるのがとても楽しくなりました。
キャンプに出かけるハードルが下がった!
もう一点、ハイエースキャンピングカーに乗るようになり、キャンプに対する考え方が大きく変わったので、お伝えします。
それは、
”悪天候に強くなった⇒キャンプに出かけやすくなった”
ということです。
例えば、ブログでご紹介しているキャンプだけでも、
- 那須プレリー⇒急なひょうと気温の急激な低下
- 大洗サンビーチキャンプ場⇒嵐
- 森のまきばオートキャンプ場⇒長く続く春のしとしと雨
と、天気予報通りの悪天候も、予定外な天気の急変も経験しました。
いずれもハイエースキャンピングカーが無いときの自分たちだったら、来たことを後悔したレベルのお天気でした…。
ですが、キャンピングカーのおかげで、
天気が悪くなったら、車内で過ごせばいいよね!
と考えられるようになりました。
車内にテーブルを出して対面で座って乾杯したり、
シートをベッドに展開して
このような空間でごろごろしながら、テレビを見たり…
テレビについては、すでにご紹介していますが、Amazon FirestickとポケットWiFiで視聴しています。
寒いときも、FFヒーターをつければ車内で快適に過ごせます。
キャンプを予定していた日、お天気があまり良くなさそうなときでも、「天気が悪くても楽しく過ごせる空間」があるのは、いつでもキャンプに出かたい立場としては、強みだなと思います。
さらに、キャンプ場に着いてさえいれば、現地で、思いがけず”いい天気になったひととき”に出会えることもあります。
悪いお天気の予報が外れた場合や、予報より早く雨が上がった場合、一夜明けたら早朝から気持ちの良い晴天だった場合などです ♪
こういった、思いがけなく良い天気になった瞬間が、一番美しかったりしますよね。
これまでの記事をふり返りつつ、長々と述べてきましたが、総体的にみて、THEO家の現段階の結論としては、
ハイエースキャンピングカーに乗るようになり、マイナス面もゼロではないが、プラスの面のほうがずっと多い!!
ということに至ります。
ハイエースキャンピングカーの購入に関心のある方々のご参考になればよいのですが…。
これからも、細々と「実際どうなのか」についてはお伝えしていきたいと思います 。
読んでいただきありがとうございます!!
こちらに応援のクリックをいただけると嬉しいです^^
↓↓↓